大学生=アルバイトという式が成り立つほど大学生とバイトは切って離せない
大学生の生活は親がとても裕福な家庭以外はアルバイト込みで成り立っていると言っても過言ではない。
アルバイトを始めるにあたってこれだけは守ってほしいのが、「大学に進学してすぐに決めること」だ。
そうしないと、節約すれば仕送りだけでも何とか生活していけるのであまり必要性を感じなくなる。その結果バイトを始めるのが遅くなってしまう。こうなると大変だ。周りはバイトで稼いだお金で飲み会やら旅行やらに精を出しているのに自分はついていけなくなってしまう。(金銭的な意味で)
そこで、アルバイトはどんな基準で決めたほうがいいのだろうか。
- 楽しさ
- 時給
- きつさ
- 場所
選ぶ基準としてはこんなところだろうか。
人によってどれに重きをおくかは違うと思う。
私は時給だけを重視してしまい失敗した経験がある。人生はお金だけじゃない!
楽しさ
楽しさはアルバイトを選ぶうえでかなり重要になってくる。楽しさと一言で言っても色々な楽しさがある。
アルバイトでの仕事内容が将来自分が就こうと思っている職業の勉強になる。
バイト仲間が同世代でよく一緒に遊びに行ったりする。
特に2番目はかなり重要だ。
現在、大学生がうつ病になり、自ら命を絶ってしまうという事件が多い。
このような人は大学に友達がいないことが多い。正直な意見を言うと、大学内しか見ることができていないのは視野が狭いと思う。
大学内だけでも様々なコミュニティーがある。学部、サークル、ゼミ等々…
それだけではない。大学の外に目を向けると無数のコミュニティーが存在している。
その中でも入っていきやすいのがアルバイトだろう。アルバイト仲間は同じ仕事を協力して行っているので急速に仲良くなりやすい。
仲良くなれれば後は楽しいイベントが盛りだくさん。夏はバーベキュー、冬はウインタースポーツ。さらに仲良くなれば一緒に旅行に行ったりもするだろう。
私もお金だけでなくバイト仲間がいい所を選んでからとても大学生活が充実した。
きつさ
アルバイトを始める前は楽なバイトの方がいいと考えていた。しかし、これは間違いだったと思い知らされる。
大学1年の頃に初めてやったのはゲームセンターだった。時給は900円。楽なうえに時給もそこそこ。当時はこれ以上ない条件のバイトだと思っていた。初めのうちは仕事を教えてもらい、覚えるので意外と大変で時間がすぐに過ぎていた。しかも先輩の監視の目があるので手を抜くこともできない。
そんなこんなで1カ月ほど経過した時だった。
仕事もほとんど覚え(覚えることが少ない)、先輩と一緒に行動することも少なくなっていた。まだバイトをまじめにやらないとすぐにクビにされると思い込んでいたので一人になってもやることは無いかと必死に探して働いていた。ゲームの画面拭き、灰皿交換、トイレ掃除…習ったことはすべてやった。
そんな時ふとカウンターの奥を見てみる。先輩方が楽しそうに談笑しているではないか!「こっちはまじめに仕事をしているのになんであいつらはさぼってるんだ!?こっちは試用期間で時給もあんたらより低いのに!」
その光景を目撃してからはまじめに仕事をするのが馬鹿らしくなり、手を抜きながら仕事をしていた。
手を抜いているので仕事自体はかなり楽になる。「早く終わらないかなあ。」と時計に目をやったときにある驚愕の事実を目にする。
「ん?さっき見た時から5分しか経っていないぞ?」
時間をおいてもう一度時計を見てみる。
「やっぱり5分しかたっていない!!!」
人間は暇すぎると時間の感覚が長く感じてしまうという論文があるがまさにその通りだった。
この話を友人にした時にゲームセンターでの時間の経過が遅くなることに名前がついた。
その名も精神と時の部屋。
これに気付いてからすぐにやめた。バイトは適度に忙しくないと地獄の時間を過ごすことになるのだ。
コメント