サークルの重要性はこちらの記事で紹介しました。
ではその中で、就活で有利に働くサークルとは何でしょうか?
今回は厳選した5つを紹介していきましょう!
本当に就活で有利に働くサークルはあるの?
まず、「就活ではこれが有利ですよ」という話をする前に、本当に有利になることがあるのかを話していきたいと思います。
企業の採用担当者は同じような自己PR、同じような経歴、同じような年齢の人の話を嫌というほど聞かされます。
そんな中で、
「何事にも粘り強く取り組みます!」
「チャレンジ精神をもって色んなことに挑戦します!」
と言ってる人にもたくさん出会うわけです。
面接でいくら都合のいいことを話しまくっても、実際にそれを証明できないと意味がありません。
なので、履歴書の中で「〇〇を続けていたんなら仕事できそうだな」って人を探しているわけです。
「法律の勉強をして弁護士レベルまで詳しくなりました!」
って人よりも弁護士の資格を持っている人の方が圧倒的に信用できます。
同じように、
「起業の勉強を独学でしていました!」
っていう人よりも学生起業を実際にやっていた人の方が信用できます。
ということで、自分のアピールポイントを「証明」できるようなサークルを選ぶと就活で有利に働くと言えます。
アピールポイントを作れるサークル
特にどんな分野の仕事でも重要視されるのはこの3つです。
- 努力する力
- 結果を出す力
- 協調性
- 行動力
- 語学力
1.努力する力
どんな会社も数年・数十年単位で経営を考えています。設立からそんなに年数がたっていない企業も将来は数十年続けていくことを目標に営業しているはずです。
なので、長期的なビジョンをもって小さなことをコツコツと続けられる人は重宝されます。
2.結果を出す力
高校受験・大学受験を潜り抜けてきた人ならわかっていて当然のことですが、社会は過程よりも結果を重視します。
さらに言えば、社会人に求められるのは結果だけです。過程はどうでも結果をしっかりと出していればOKなんです。
3.協調性
仕事は1人の力では絶対に出来ません。
※個人事業主レベルの規模ならできないこともないですが、外注したりもするんで結局は人とコミュニケーションをとる必要があります。
なので、人と協力して何かをするサークルを選びましょう。
4.行動力
スマホを1人1台持っている現代では、何かをする方法を調べればほぼ100%見つけることができます。
こんな時代にやり方がわからないからやらないという人は論外です。
また、やり方だけ知って理解している気になっている人がとても多いです。
- 画像検索で世界遺産を見ただけで世界を旅した気になっている人
- アフィリエイトのやり方だけ読んで1円も稼いだことがない人
実際にやった人と調べてやり方を知っているだけの人は天と地ほどの差があることを理解しておきましょう。
もちろん企業が欲しがるのは実際にやったことがある人です。
やり方を調べたら実際にやってみましょう。
5.語学力
これは説明不要でしょう。
今の時代どんな職業でも外国語を話せる人が必要です。
特に英語、中国語が話せるというだけで就活で圧倒的に有利に働きます。
就活に有利なサークル5選
それでは本題の就活に有利なサークルを紹介していきましょう!
このサークルに入れば何をアピールできるかも書いておいたので、自分の性格に合うものを見つけましょう!
- 運動系サークル
- フリーペーパーサークル
- 投資サークル
- 起業サークル
- 国際交流サークル
1.運動系サークル
企業は新入社員に即戦力になる実力を求めていません。
それよりもきついことを難なくこなす精神力と体力の方が重視されます。
技術やノウハウは入社してから研修で身に着けていけばいいだけのことです。
そのきつい研修をこなすことができる人材を探しているわけです。
運動系サークルをずっと続けてきたということは、忍耐力と体力があることを示すことができます。
チームスポーツなら協調性も示すことができます。
個人競技でものすごい成績を残せるという人以外はチームスポーツを選ぶのが無難です。
ある程度大きな大会に出場して結果を出していれば、実際にきちんと活動していたことの証明にもなります。
1つだけ注意しておいてほしいのは、マイナーなスポーツではあまりアピールにならないということです。
野球と聞けば練習がきつく、上下関係も厳しい、ということがすぐに伝わります。
これがカーリングを続けていましたと言われても、きつくなさそうだし、上下関係に厳しいのかも分かりませんよね?
なので、なるべくメジャースポーツを選ぶようにしておきましょう。
さらに、メジャーなスポーツだと採用担当者に経験者がいて親近感を抱かれるというメリットもあります。
2.フリーペーパーサークル
フリーペーパーサークルと言われてもどんな活動をしているかピンとこない人も多いかもしれません。
名前の通り、無料の雑誌を作っているサークルですね!
大学生が「企画・編集デザイン・営業」などを役割分担してやっています。
複数の大学から学生が集まるインカレサークルもあるし、1人の学生が資金調達、取材、デザインを行ったフリーペーパーもあります。
1人で全て行った学生は行動力・営業力・編集能力がある、ということをはっきりと示せています。
就活でこのエピソードを話せば内定はほぼ確定でしょう。
もし自分の大学にフリーペーパーサークルが無い場合は自分で仲間を集めて作ってみましょう!
なかなかできない経験ができますよ!
雑誌を出版する資金調達が難しいという場合は、ホームページとして運営するのもあり。
これからの時代必須のPCスキルを学びながらサークル活動ができます。
3.投資サークル
投資サークルは株式や債券、為替に投資するサークルです。
投資なんかは1人でもできますが、やっぱり仲間がいた方が楽しいしやる気も出ます。
さらに、サークルのみんなで資金を出し合って、1人ではできない高額の投資に挑戦するということもできます。
投資で儲かったお金で旅行や飲み会に行く楽しみもできますよ!
投資についての知識があるということは、企業の経営状態を把握することができることを示せます。
真剣に投資をするとなれば、貸借対照表や損益計算書などを見るはずです。
これに絡めて簿記などの経理に絡む資格を取っておくとより信憑性が上がります。
4.起業サークル
起業を希望しているバイタリティ溢れる学生が集まるサークルです。
ビジネスを企画して実行に移すまでの工程をしっかり見て経験することができます。
今のご時世、起業の仕方はネットで調べればたくさん記事が出てきます。
これを読んだだけで「起業はこうすればいいんだよ。知ってるよ。」みたいな雰囲気を出す人がかなり多いです。
ですが、『起業の仕方を知っている人』と、『実際に起業したことがある人』では天と地ほどの差があります。
なので、時間あってお金もある大学生のうちに起業を経験しておくのは、非常にいい経験です。
就活の時にこのエピソードを話せば、面接官の興味を引けるのは間違いなしです。
また、学生のうちに起業してみたい人が集まるわけですから、やる気がある学生が多く、とてもいい刺激を受けることができます。
もしその会社がうまくいかなくても、『起業をして失敗したことがある』というのは興味を引く話題です。
失敗したことがあるということは、その失敗は2度と起こさないということですからね!
5.国際交流サークル
国際交流サークルは語学力を高めるのに適したサークルです。
色んな国の留学生が集まっています。
語学力だけでなく、その国の文化について体験談として聞くことができます。
何といっても、就活では英語が話せるのはものすごい強みになるので、とりあえず参加しておくべきサークルです。
どの業界に就職する際にも使えるのでかなりおすすめ。
番外編
ここまで5つのおすすめサークルを紹介してきました。
ここで1つ重要なことを伝えておきます。
既存のサークルで満足いくものが無い場合は、
自分でサークルを立ち上げましょう!
自分でサークルを立ち上げると、上記の5つの特徴をうまく組み合わせることもできます。
例えば、
国際交流+起業サークル = ネットを通じて海外にも営業をかけていく起業サークル
フリーペーパーサークル+投資サークル = 投資のやり方や自分たちの運用益などをフリーペーパなどで公開していくサークル
もちろん、自分の力をアピールすることにこだわらなくても、どんなサークルでもOK。
どんなサークルでも立ち上げるだけでリーダーシップ、行動力、企画力などをアピールできます。
なので、いいサークルがないときは自分でサークルを立ち上げてみましょう!
まとめ
就職活動で有利になるサークルについて説明しました。
自分が気になるサークルがあれば、その日のうちに連絡を取って入部希望を出してみましょう!
思い立ったが吉日ですよ!!!
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